交通事故に遭うと、誰でも混乱し、何をすべきか分からなくなります。なぜなら、交通事故の処理をするためには、法律や保険の知識、保険会社との交渉経験が必要不可欠なのですが、一般の人が日常生活の中でこれらの知識を得るということはほとんどないからです。
そのため、私が今までに対応してきたほぼ全ての依頼者の方が「これでいいのだろうか」「何がどうなっているのか」と不安に思いながら、「まぁ、そんなものか」と交通事故が処理されていくのを体験していました。
本記事では、そうした不安を解消するために、交通事故の処理を弁護士に依頼するべき理由として代表的なものとして2つを紹介いたします。
1. 適正な損害賠償を受けられる
✅ 一般の人は適正な賠償額の相場を知らない。
普通の日常生活の中で、交通事故の賠償額の算定方法を知っている人はいません。また、社会経験から「だいたいこんなものかな?」と予測できるものでもありません。そのため、一般の人は、自身の交通事故に対する適正な賠償額の相場を知ることはできません。
適正な賠償額の相場を知らないのですから、一般の人が保険会社との間で賠償額の増額交渉をすることができません。知識の差がありすぎるからです。営利を求める保険会社はできるだけ支払額を抑えようとするため、被害者に不利な条件を提示することがあります。もちろん、建前は「被害者の方のご事情を最大限に考慮いたしました。これが最大のご提案です。」と言ってきますので、相場を知らない一般人は「保険会社がそういうなら、そうなんだろう」と信じてしまうでしょう。
なお、仮に増額交渉が成功したとしても、数万円程度の増額を実現して、「増額できた」と満足して終わることがあるでしょう。
✅ 弁護士が代理人として対応すれば、賠償金の増額が期待できる
この点、交通事故を多く処理した経験のある弁護士は、被害者の代理人として、被害者の方の利益が最大限になるように、法的に意味のある増額交渉が可能です。なぜなら、そういった弁護士は、適正な賠償額の相場を知っているからです。相場を知っていれば、保険会社の提案してきた賠償額が妥当かどうかを判断でき、妥当な金額ではない場合には、増額交渉が可能です。
2. 保険会社との交渉を任せられる
✅ 精神的な負担を軽減できる
交通事故後は、被害者としては、交通事故で負傷したケガの治療や生活の再建に集中したいと思うはずです。特に、このケガは完治するのか、完治しなかったらどういう補償を受けられるのか、保険会社は治療費をいつまで負担してくれるのか、、、といった様々な不安が生じます。ただし、そういった不安を解消できる知識を持っている一般の人はほとんどいません。
すると、交通事故の被害者は、将来に関する大きな不安を抱えることとなります。そして、その大きな不安を考えながら、保険会社の担当者と「今後のこと」や「交通事故の処理の方法」を判断する必要があります。例えば、過失割合の内容をどうするか、治療費の負担をいつまで保険会社にしてもらうのか、いつ頃に治療の目途を付けるのか、、、、など様々ですが、ほとんどの人はこの判断をするための知識も経験もありません。
このように、今後の不安を抱えてながらも保険会社の担当者と電話等で連絡することも大変で、交通事故の処理に関する知識もないのに交通事故の処理を判断を求められる被害者の方の心労は非常に大きなものだといえるでしょう。
このおうに、保険会社との交渉は時間も労力もかかります。特に、よく分からない問題を分からないままに判断せざるを得ない苦労は想像以上だと思います。
この点、弁護士に依頼すれば、こうした保険会社とのやりとりをすべて任せることができ、治療や生活再建に専念することができます。また、問題の処理を判断する必要がある場合には、法的なアドバイスを受けることができ、納得して問題を解決することが可能です。
まとめ
交通事故の被害者が弁護士を依頼すると、損害賠償の増額、保険会社との交渉の負担軽減など、多くのメリットがあります。特に**「弁護士費用特約」**がある場合、自己負担なしで依頼できるため、依頼者の方の経済的な負担なく、弁護士に依頼することが可能です。
そのため、事故に遭ったら早めに弁護士に相談・依頼することが賢明な判断といえるでしょう。
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