「国選ルーレット」ってなに?
〜弁護士選びが“運任せ”になることも…?〜
登場人物
👨 ダイキ:法律のことにあまり詳しくない一般の人
👨⚖️ たいじゅ先生:少しだけ優しい弁護士さん
🏛ある日、ダイキがたいじゅ弁護士に相談にやってきました。
👦 ダイキ:「先生、“国選ルーレット”ってネットで見たんですけど、それって何なんですか?」
👨⚖️ たいじゅ先生:「ダイキ君は暇でいいね。というか、どうやったら、その単語を見つけられるの?“国選ルーレット”ってのは、刑事事件のときに、自分で弁護士を選べない人が国から弁護士をつけてもらうんだけど、そのときどの弁護士が当たるかはほぼ運次第っていう状況を皮肉ってる言葉ですね。」
🎯 国選弁護制度とは?
👨⚖️ たいじゅ先生:「まず基本から説明するね。例えば、逮捕されちゃったり、起訴されたりしたときに、お金がなくて自分で弁護士を雇えない人もいるでしょ?」
👦 ダイキ:「うん、そういう人多そうだよね。」
👨⚖️ たいじゅ先生:「ほんとに、お金ない人増えたんだよ。ただ、そういう人のために、国がお金を出して弁護士をつけてくれるのが『国選弁護制度』なんだよね。これは裁判を公平に受ける権利を守るためにある、大切な制度だよ。」
🎲 でも、なぜ“ルーレット”?
👦 ダイキ:「でも、なんでそれが“ルーレット”と皮肉られるのですか?」
👨⚖️ たいじゅ先生:「制度は立派だけど、運用がだめなんだよね。日本人って制度運用がほんとうに苦手だよね。実はね、誰が国選弁護人になるかは、裁判所が機械的に決めるんだ。だから、こんなことが起きちゃうんだ」
✅ ベテランで熱意ある弁護士に当たる → ラッキー!
❌ 経験が浅くてやる気が感じられない弁護士に当たる → アンラッキー…
👨⚖️ たいじゅ先生:「まさに、“弁護士ガチャ”とか“国選ルーレット”って言われるゆえんですね。」
📢 実際によくある声
👦 ダイキ:「それって、けっこう怖いですね…実際にはどんなケースがあるんですか?」
👨⚖️ たいじゅ先生:「例えば、こんな声を聞いたことがあるよ。」
💭 「弁護士が全然話を聞いてくれなかった…」
💭 「アドバイスもなく、訳も分からず、手続きがどんどん進んじゃった…」
💭「刑事裁判の前に1回しか弁護士が打ち合わせに来てくれなかった…」
💭 「しっかり話を聞いてくれて、本当に救われた!」
👨⚖️ たいじゅ先生:「刑事事件の控訴審で国選弁護人となることがあって、そのときに一審の記録を見るけど、『これ、弁護人何もしてないやん。』としか思えないときがあるよ。ほんとに酷いときだと、まともな弁護活動とかしてないよ。」
⚖️ 弁護士としての本音
👨⚖️ たいじゅ先生:「もちろん、**国選でも優秀で熱意ある弁護士はたくさんいるし、国選弁護人としてそういった弁護士がつくこともある**ただ、“どの弁護士かを選べない”っていうのはやっぱり不安や不満の材料にはなるよね。」
👦 ダイキ:「自分で選べたら安心ですもんね…」
👨⚖️たいじゅ先生:「一般人にどの弁護士が優秀かの判断は難しいけどね。有名な弁護士とかCMしてる弁護士が優秀とは限らないからね。ただ、自分で選んだっていうプロセスは大事だよね。」
🔑 対策はあるの?
👨⚖️ たいじゅ先生:「お金がないとできない対策だけど、対策として、ないことはないかな。」
📝 困ったときに相談できる刑事専門の弁護士を日ごろから探しておく
📝 早めに私選弁護人(自費で依頼)を頼む。
📝 一度でも他の弁護士に意見を聞いてみる。
👨⚖️ たいじゅ先生:「刑事事件って、人生がかかってる大きな局面だからこそ、弁護士選びは超重要。時間もお金もかかるかもしれないけど、後悔しないためには行動あるのみ!」
👨⚖️たいじゅ先生:「ただ、逮捕・勾留されると、スマホとか取り上げられるから、弁護士を探すことはとても難しいよね。本人の代わりに家族が必死に探すケースもあるよ。だから、事前の準備が大事だよね。もちろん、お金の準備もしておくべきだよ。」
✅ まとめ
🔹 国選弁護制度は大切な制度だけど、短答の弁護士に“当たり外れ”があるのが現実。
🔹 「国選ルーレット」とは、弁護士選びが運任せになる状況を指す言葉。
🔹 不安を感じる人は、早めの相談・行動がカギです!
📞 どこに相談すればいい?
もし今、国選弁護人のことで不安を感じていたら、
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刑事事件に強い弁護士が、あなたの「不安」を「安心」に変えます。
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