🎭 登場人物
- 🧑🎓 ダイキ:警察から「ちょっと事情を聞きたい」と言われて不安になっている。
- 👨⚖️ たいじゅ先生:刑事弁護が得意な弁護士で、少しだけ優しい弁護士
💬 会話形式で解説
🧑🎓 ダイキ:「たいじゅ先生、実は警察から“お話を聞きたいから、署まで来てくれませんか。”って電話があったんです。でも、逮捕されてるわけじゃないんですよね。こういうときって、まだ弁護士に相談する必要はないんですか?」
👨⚖️ たいじゅ先生:「それで、流行してる特殊詐欺じゃない?」
🧑🎓 ダイキ:「ちゃんと確認したのですが、残念ながら、特殊詐欺じゃなかったです。」
👨⚖️ たいじゅ先生:「そっか。それは心配だね。実は“逮捕されていない=安心”というわけではないんだ。任意の取調べでも、警察は後に逮捕・勾留する可能性を視野に入れて動いていることがあるからね。」
🧑🎓 ダイキ:「えっ、そうなんですか!?じゃあ油断できないんですね。」
👨⚖️ たいじゅ先生:「そうなんだ。だからこそ、逮捕されていなくても、警察等の捜査機関に目をつけられている場合には弁護士に相談するのはすごく大事なんだよ。」
✅ 弁護士に相談するメリット
👨⚖️ たいじゅ先生:「弁護士に相談するメリットはいくつもあるよ。」
- 🛡 取調べの受け答えをアドバイスしてもらえる
不用意な発言が“自分に不利な証拠”にならないように準備できる。 - ⏳ 逮捕・勾留のリスクを見極められる
事件の性質や警察の動きから、今後の可能性を一緒に考えられる。 - 🧾 証拠や状況を整理できる
関係資料やアリバイなどを早めに確認しておくことで、防御準備ができる。 - 👪 家族への安心材料になる
「まだ逮捕されてないから大丈夫」とは限らないので、早めに専門家の意見を聞くと家族も安心できる。 - もし逮捕された場合に事情を知る弁護士がいる
逮捕された場合に弁護士を一から探す手間が省けるので、万が一の場合に備えることができる。
⚠️ 弁護士に相談しないと起こり得るリスク
🧑🎓 ダイキ:「もし相談せずに警察に行ったらどうなるんですか?」
👨⚖️ たいじゅ先生:「不用意に話してしまって、あとで“自分に不利な調書”が残ってしまうことがあるんだ。それが逮捕や勾留の決め手になることもあるからね。」
🧑🎓 ダイキ:「ひぇ…そんな大事になるんですか。」
👨⚖️ たいじゅ先生:「そうなんだよ。取り調べの最後に作成する書類(供述書や供述調書)は捜査機関が最初に作成して、その後で内容を確認して、最後に署名押印をする・・という流れだよ。この調書を作成するときに、注意するべきところは次の記事を読んでね。」
🧑🎓 ダイキ:「警察が作成するなら、大丈夫だよねっていう安心感がありますよね。ただ、最後には自分の責任なんだから、最後までしっかりと確認しないとですよね。」
👨⚖️ たいじゅ先生:「それはほんとにそうだね。ただ、「警察だから大丈夫ですよ」って言いきれない状況は悲しいよね。」
📊 ダイキの理解まとめ
🧑🎓 ダイキ:「まとめると…」
- 警察の“任意取調べ”は、逮捕されてなくても将来の逮捕につながる可能性がある。
- 弁護士に相談すれば、取調べ対応のアドバイスや逮捕のリスク評価をしてもらえる。
- 不用意な発言で不利にならないよう、早めの相談が安心。
👨⚖️ たいじゅ先生:「そのとおり!刑事事件は“早めの一歩”がとても大事。逮捕されてから慌てるより、前もって相談しておく方がずっと有利になるんだよ。」
💬 さいごに
「まだ逮捕されてないから大丈夫」と思っていても、任意の取調べから逮捕に発展するケースは少なくありません。
不安を抱えたまま警察に行くよりも、まずは刑事事件に強い大樹綜合法律事務所に相談して、今できる準備をしておきましょう。