治療費って、いつまで保険会社が払ってくれるの?【前半】
🎭 登場人物
🧑🦱 ダイキ:交通事故に遭って通院中。保険会社から「そろそろ治療費の打ち切りを…」と言われて困っている
👨⚖️ たいじゅ先生:交通事故対応に詳しい、少しだけ優しい弁護士
📞 ダイキ、突然の“治療費打ち切り宣言”に不安!
🧑🦱 ダイキ:「たいじゅ先生、今も病院に通ってるんですが、保険会社から“もうそろそろ治療費の支払いを終えます”って言われて…。まだ痛みもあるのに、そんな急に終わるもんなんですか?」
👨⚖️ たいじゅ先生:「こないだの交通事故で怪我した通院かな?」
🧑🦱 ダイキ:「はい、そうです。意外と治りが悪くて、通院が長引いてるんです」
👨⚖️ たいじゅ先生:「それは大変だ。ただ、保険会社がそういう風に連絡してくることってよくあるケースなんだ。でも安心して。治療費をいつまで支払うかは“保険会社が一方的に決めていいものじゃない”んだ。今日はそのポイントを、わかりやすく説明するね!」
🧑🦱 ダイキ:「ありがとうございます!!」
📘 保険会社の治療費支払い、どこまでが“限界”?
✅ ①「症状固定」までが基本ルール
👨⚖️ たいじゅ先生:「原則として、交通事故で生じた怪我に関する治療費は、“症状固定”までの期間に要しが治療費の支払い対象となるよ。」
🧑🦱 ダイキ:「症状固定ってなんですか?初めて聞く単語です。」
👨⚖️ たいじゅ先生:「そうだよね。分からないよね。イメージでいうと、症状固定は、“これ以上治療しても良くも悪くもならない”という状態になることだよ。後遺症になったというイメージもありかもだね。」
🧑🦱 ダイキ:「なるほど、その症状固定になったかどうかはどうやって判断するんですか?」
👨⚖️ たいじゅ先生:「まずは主治医の意見を聞く必要があるよ。やっぱり、身体の状態に関することだし、医学的な知見も必要だからね。保険会社も主治医である医師の意見を聞きつつ、自社の都合(利益)も考えながら、治療の打ち切りを提案してくる感じだよ。」
🧑🦱 ダイキ:「では、主治医が“治療継続の必要あり。”と判断すれば、基本的には治療費も引き続き請求できるんですか?」
👨⚖️ たいじゅ先生:「そのイメージで大丈夫だよ。ただ、保険会社はなかなか認めたがらないよね。あと、症状固定って判断したがらない主治医もいるからね。なんの意見も言いたがらない医師が主治医の場合は苦労するだろうね。」
🧑🦱 ダイキ:「そうじゃない医師を事前に選んでおくべきですね。」
✅ ② “3か月”や“6か月”はただの目安
👨⚖️ たいじゅ先生:「よく“3か月が限度”とか“半年までしか出ません”って言う保険会社もあるけど、それはあくまで“保険会社の都合”。法律上の決まりではないよ。」
🧑🦱 ダイキ:「えっ、そうなんですか!?じゃあ、それ以上の期間になっても治療費の負担を継続してもらえる可能性もあるってことですか?」
👨⚖️ たいじゅ先生:「そのとおりだよ!ま、長すぎる治療期間も難しいけどね。治療費に関する交渉も弁護士が代理人として対応できる範囲だよ」
🧑🦱 ダイキ:「なるほど。治療期間中も弁護士を付ける意味ってあるんですね。」
✅ ③ 打ち切りを言われたら、すぐ弁護士に相談!
👨⚖️ たいじゅ先生:「もし“打ち切りします”って言われたら、その時点で弁護士に相談した方がいいよ。
保険会社に“まだ治療を継続する必要がある”と主張して、治療費の負担を継続してもらえる可能性があるからね。」
🧑🦱 ダイキ:「ほっといたら、泣き寝入りになっちゃう可能性もあるってことか…」
👨⚖️ たいじゅ先生:「そうだね。治療費の負担をしてもらって、しっかりと治療を受けるべきなのに、我慢してしまうって不幸だよね。」
✅ ダイキの今日の学びまとめ
📌 交通事故の治療費、「いつまで?」の答えは…
- 原則は“症状固定”までが支払い対象!
- 3か月・6か月ルールは“保険会社の目安”にすぎない!あきらめちゃいけない!
- 打ち切りを言われたら、“すぐ弁護士に相談”が鉄則!
🧑🦱 ダイキ:「たいじゅ先生、めちゃくちゃ安心しました!“保険会社の判断だけで終わり”じゃないって分かっただけで、ホッとしました。」
👨⚖️ たいじゅ先生:「大丈夫大丈夫!体の回復が最優先だからね。保険会社とのやり取りに不安があるなら、しっかりサポートするから、いつでも相談してね。」
🧑🦱 ダイキ:「ありがとうございます!」
📞 治療費の打ち切りを言われたら、弁護士に相談!
- 「まだ痛みがあるのに打ち切りと言われた…」
- 「医師の判断と保険会社の対応が食い違っている…」
そんなときは、交通事故に強い大樹綜合法律事務所にご相談ください!
📌 治療に専念するためにも、交渉は専門家におまかせください!