「買替諸経費」って何?たいじゅ先生がやさしく解説!
🎭 登場人物
🧑🦱 ダイキ:交通事故で車がぼこぼこに。新しい車を買うことになった相談者
👨⚖️ たいじゅ先生:交通事故案件に強い、少しだけ優しい弁護士
📞 車の買い替えに悩むダイキ…
🧑🦱 ダイキ:「たいじゅ先生、前に相談した交通事故で車が完全に壊れちゃって、修理できないから新しい車を買わないといけなくなったんです。でも、この場合にインターネットで“時価額しか出ない”って検索結果にでたんですけど・・・新しい車の費用って全部自腹なんですか?」
👨⚖️ たいじゅ先生:「そんなにひどい事故だったのか。良く怪我せずにいられたね。とにもかくにも、まずは落ち着こう。実はね、事故で車を買い替えるときは、“時価額”だけじゃなくて、買い替えに必要な一定の費用も請求できる可能性があるんだ。それが“買替諸経費”ってやつなんだよ。」
🧑🦱 ダイキ:「時価額以外でも請求できるものがあるんですね!!教えてください!」
📘 「買替諸経費」ってなに?
👨⚖️ たいじゅ先生:「簡単に言うと、新しい車を買うために必要となる付随的な費用を、加害者(またはその保険会社)に請求できるってことだよ。」
📍 具体的にはこんな費用が!
- 消費税
- 自動車取得税(※旧制度)・環境性能割(新車購入時の税金)
- 車庫証明手続き費用
- 登録手続き代行費用(ディーラーに頼む場合)
- 廃車手続き費用(古い車を処分する費用)
🧑🦱 ダイキ:「えっ、車買うのに車体価格以外でこんなに色々かかるんですね…。それも相手に請求できるんですか?」
👨⚖️ たいじゅ先生:「うん、合理的な範囲なら請求できるよ。ただし、“オプション費用”とか“事故車よりも高級な自動車に買い替えたことによる上乗せ費用”は基本的に認められないから注意だね。」
⚠️ 注意!買替諸経費で気をつけたいポイント
✅ ① あくまで「必要最小限」の費用だけ!
👨⚖️ たいじゅ先生:「買替諸経費は、“元の車に代わる同種同等の車を普通に買うための費用”が対象。
たとえば――」
✅ OK:消費税、登録費用、車庫証明費用、廃車費用
❌ NG:ナビをグレードアップした費用、スポーツ仕様へのカスタム費用、自賠責保険料、自動車税
🧑🦱 ダイキ:「ちょっといい車にグレードアップしたら、その分の買替諸経費の差額は自己負担ってことですね…」
👨⚖️ たいじゅ先生:「そのとおり!」
✅ ② 領収書や明細は必ず保存!
👨⚖️ たいじゅ先生:「買替諸経費を請求するには、きちんと費用を証明できる資料(契約書や領収書)が必要となるよ。事故後にかかった費用は、捨てずに全部取っておこうね。」
🧑🦱 ダイキ:「うっかり捨てないようにしなきゃ…」
👨⚖️ たいじゅ先生:「そこらへんも弁護士がついていれば、大丈夫なはずだよ。必要な資料とかは連絡するからね。」
✅ ダイキの今日の学びまとめ
📌 買替諸経費まとめ
- 事故で買い替えが必要になった場合、諸経費も請求できる!
- 対象は“必要最小限”の手続き費用だけ
- オプションや高級グレード分は自己負担
- 領収書や見積書は必ず保存!
🧑🦱 ダイキ:「たいじゅ先生、聞いてよかったです!最初、“全部自己負担かな…”って思って絶望してたんですけど、補償してもらえる費用もまだあったんですね!」
👨⚖️ たいじゅ先生:「そうだよ。事故のせいで無駄な出費を強いられるのはおかしいからね。ただ、保険会社も簡単には払ってくれないことがあるから、必要なら俺が代理人として交渉するから安心して。」
🧑🦱 ダイキ:「頼もしい!またお願いするかもしれません!」
👨⚖️ たいじゅ先生:「それで、次に買う車は何にしようと思っているの?軽自動車かな?」
🧑🦱 ダイキ:「いえ、次は頑丈な外車にしようと思っています!BMWとかカッコイイですよね!」
👨⚖️ たいじゅ先生:「分かるけど、めちゃくちゃ羽振りいいなぁ・・・」
📞 物損事故・買替諸経費で困ったら…
- 「買替費用、ちゃんと請求できる?」
- 「保険会社と話が噛み合わない…」
そんなときは、交通事故に強い大樹綜合法律事務所に相談するのが安心です。
📌 正しい主張と証拠が、あなたの負担を減らします!